DeNAの打線

DeNAは新打順も機能しなかった。1番にムードメーカーのモーガン、2番に好調・山崎、7番には故障明けの梶谷を1軍昇格即起用する布陣で臨んだが、西武・菊池の前に3人とも無安打。中畑監督は「組み替えはもうひとつだった。でも組み替えなくてもどうなっていたか。雄星がよかった」と相手を評価した。

騒然となったのは六回だった。ブランコの左膝を、菊池の152キロの豪速球が直撃。一瞬顔をゆがめたが、「大丈夫」と周囲に訴えて一塁に歩いた。中畑監督は「大丈夫。重い打撲だよ。膝のちょっと上かな。彼なしでは戦えないからなあ」とほっと息をついた。

交流戦はすべてカード初戦を落として、3勝8敗。借金は今季最大の7に広がった。「頑張れ、ブランコ!。オレも頑張る!」と自らを奮い立たせていた